精神障害の施設入所を考えているなら

生活

現代は非常に便利な社会になっています。
30年前の日本と比較しても、いかに便利な社会になったのか自ずとわかってきます。
まず30年前ごろからポケベルが日本で大流行しました。
ポケベルというと、医師が緊急の知らせを受けるのに活用される限定的なアイテムでしたが、女子高生や女子大生の間で暗号化された番号を入力し個人的にメッセージがやり取りできると普及していきました。
さらにいまでは、ガラケーと言われる携帯電話が普及し誰もがどこでもメールや電話のやり取りすることが可能となりました。
デートを誘うのも、実家に電話をするのではなく個人的に連絡が取りあえて若者の間で非常に受けたのです。

今ではスマートフォンを一人一台持つ時代

ビジネスにおいても連絡が取りやすく、業務効率アップに大きく貢献しました。
今ではスマートフォンを一人一台持つ時代になって、電話機能とメールだけではなくアプリやSNSなど品上の便利なツールで世界中と繋がれるようになりました。
スマートフォンは人と人との連絡ツールとしてではなく、ゲームを楽しんだり動画や仮想空間へ遊びに行くなど、様々な娯楽も楽しむことができます。
世界中とオンラインでつながれるので、ゲームなども世界中の強者とリアルタイムに対戦出来、楽しみの幅がグローバルに無限大に広がってるんです。
そのほかにも、動画やブログ、インスタグラムやツイッターなど自分で発信したいことを自分で思ったときに世界に向けて発信でき、自分の才能を売ったり趣味を紹介したり販売だってできるんです。
それゆえ今までの既成概念や価値観は崩れ、家にいながら楽しみながらそれを商売にしたり、収入にすることもできるようになりました。
スマートフォンの普及によって、個人個人の可能性やチャンスが無限大に広がったといっても過言ではないでしょう。

性被害や拉致監禁など社会問題も見られる

その反面、チャットやダイレクトメールで不特定多数の見ず知らずの人と気軽に知り合えるようになっており、女子中学生と中年男性などありえない出会いが実現し、性被害や拉致監禁など社会問題も見られ非常に怖い事象もあるのも事実です。
過度な情報発信はサイバー攻撃などを受けて、個人情報の特定など問題も起こってます。
そして動画などから個人宅を特定し、脅迫などのリスクもあり事件になってます。
誰もが自由にSNSを使って発言したり、自己主張することで誹謗中傷などを受け、精神を病んでしまうことも珍しくありません。
SNSは匿名性があり、文章はエスカレートして刃を剥き人を深く傷つけ死にまで追い込むこともあり、実際に事件にもなってます。
さらにはネット上の仮想空間にのめりこむあまり現実との見境がつかなくなってしまい、あらぬ方向へ暴走する人も珍しくないのです。
現実社会の複雑な人間関係よりも、ネットの仮想う空間やファンタジーやアニメの世界の方がよいと考え家に引きこもりになる人も多いのです。

ネットの仮想空間に救いを求め引きこもっている人も多い

引きこもりは中学生や高校生に限ったことではありません。
急に40代50代の人が現実の社会での人間関係に疲れ果て、ネットの仮想空間に救いを求め引きこもっている人も多くなってます。
引きこもりになったわが子を、何とか社会復帰させたい、人並みに働きに行ったり通学できるように早くしたいと焦る家族も多いです。
精神疾患の疑いがあると思い、無理強いして精神科や精神障害者の施設に入所させようとする親も多いのです。
しかしながら、引きこもりで精神障害者の施設に入所させることは現実的に難しく、精神科でさえも入院させてもらうことはできません。
さらには病院に入院できたから、施設に入所できたから安心で、すぐに社会復帰できるものでもないことを心得なければなりません。
引きこもりはうつ病や適応障害から派生し、そのようになっていることも考えられます。

気長にカウンセリングを受けることが大事

まずは気長にカウンセリングを受けることが大事です。
実際には40代や50代になって、そのわが子を精神科に連れていくことも難しいでしょう。
そして80代や70代の親が説得して病院に連れていくことも現実に難しいことです。
この場合には、家族で抱え込まずに、医師以外の第三者のサポートを検討してみることをお勧めします。
たとえば、地域の民生委員、行政の生活支援窓口に相談するのも一つです。
ここでは引きこもりの子を持つ親のコミュニティーやサークルの紹介なども行ってくれることがあります。
中には引きこもりや、社会不適合の人を専門に社会復帰させる支援を行う非営利団体のNPO法人(あん福祉会など)も存在します。
ここでは就労支援や就労サポート、一時預かりなど生活サポートなども請け負っています。
同じ引きこもりやうつ、適応障害の人が毎日通所して、少しずつ人とのコミュニケーションを図り軽作業などからはじめ、働くこと絵の意欲を回復させていくサポートも行ってます。

まとめ

高齢家族の先進的サポートで、一時宿泊や短期入所などもあり、精神障害や引きこもり家族へのサポートも積極的に行ってます。
ひとりで悩まず、まずは行政やNPO支援を受けることから始めてみましょう。

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