ニキビ肌向けの化粧水の成分

化粧水は肌に潤いをもたらしてバリア機能を高める役割があります。

肌のバリア機能が低下すると皮脂が過剰に分泌したり毛穴が炎症を起こしやすくなったりしてニキビができます。

保湿効果の高い化粧水を使うことで、ニキビなどの肌トラブルを防ぐことができます。

ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンといった成分が入っていると良いです。

既にニキビができている場合は、ニキビの悪化を抑えてできるだけ早く治るようにスキンケアをしなければなりません。

※参照サイト・・・化粧水おすすめ人気ランキング30代から【極潤肌】になる選び方

おすすめの成分にグリチルリチン酸ジカリウムやビタミンC誘導体、イオウがあります。

グリチルリチン酸ジカリウムは甘草の根に含まれる成分で、抗炎症作用を持っています。

甘草は漢方でよく使われ口にしても体に害はなく、グリチルリチン酸カリウムも敏感肌向けのスキンケア用品に配合されています。

一度にたくさんの量が体内に吸収されるとむくみや頭痛などの副作用が出る可能性がありますが、日本では薬事法で化粧品には100g中0.5%未満しか配合してはいけないと決まっているため副作用の心配はありません。

ビタミンC誘導体にも炎症を抑える効果があります。

また皮脂の過剰分泌も抑えるため、新たにニキビができるのを防ぎます。

ビタミンCはそのままの状態では酸化しやすく浸透率も悪いです。

ビタミンC誘導体として吸収させることで酸化していないビタミンCを角質層まで浸透させることができます。

イオウは石油を精製する過程でできる成分で、温泉特有の匂いの元でもあります。

昔から民間療法ではイオウの粉末を水に溶かしてニキビに塗るという治療法がありました。

イオウがニキビに効果的なのは、殺菌効果があるためです。

ニキビができるのはアクネ菌が繁殖し毛穴に炎症を起こすためなので、殺菌してアクネ菌の量を調整します。

イオウは思春期ニキビ対策に有効なことが多いです。

思春期は皮脂がたくさん出やすいため、ニキビができやすい時期です。

肌に塗布したイオウは乾燥することで肌のベタつきを抑えます。

角質も柔らかくする作用があるため、皮脂が毛穴に詰まってニキビができるのを防ぎます。

大人ニキビは乾燥が原因のケースが多いので、イオウ入りの化粧水よりグリチルリチン酸ジカリウムやビタミンC誘導体が入ったものを選ぶのが良いです。

さらにニキビができやすい人はニキビ跡ができていることも多いため、美白効果やターンオーバーを促進する効果を持つ成分も入っていると良いです。

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